3月5日、大荒れの啓蟄を迎え(ことりはうすは休館日でした。)翌日、ことりはうす前のマルバマンサクの花が咲いているのをTさんが教えてくれました。
撮影2012.3.7
アップで見てみると、まだ花粉が育っていない(?)おしべの葯(やく)が赤く見えます。(花粉は黄色)
葯を包むようにある外側の萼(がく)のふちに細かい毛が生えていて、猫の耳のようで可愛いです。(赤い三角形)
黄色い花びらの基部には蜜を出す「仮おしべ」があるようなのですが、まだ開きかけなので撮影できませんでした。マンサクの花を見る機会があったらぜひ観察してみてください。
3月4日と7日に撮影した写真を確認していたら、同じ枝を撮影していたので比較に並べてみます。
(意識しなかったのですが行動パターンが単純なのでしょうか…)3月4日↑
3月7日↑
(ピントを合わせた枝が互い違いでした;)3月4日↑
3月7日↑
(ぴょろ~ん)
森の中にもマンサクの木はありますが、こちらは日当たりの都合上もう少し後に開花します。
おまけ
コブシの木を見上げると、上の方の花芽がふんわり膨らんでいました。(N)