秋めいてきました。
ことりはうす周辺の紅葉の見ごろは例年11月上旬ですが、一般的に今年は少し
遅れているようです。おととい(10月11日)で蔵王エコーライン沿いは標高1200m上
で見ごろでした。冷え込みが厳しくなってきたので、これからは急ぎ足で降りてくる
ことと思います。
今のことりはうすの周りの様子をお知らせしたいと思います。
ことりはうすの前庭のカツラが色づいて、香ばしい香りを放つようになってきました。
その名の通り鮮やかに色づく葉が特徴のニシキギは少し赤くなってきました。
今年は実成りのよくない樹が多いですが、ニシキギの実の付き方は例年通りのようです。
飾り物みたいにぶら下がるツリバナ。
地味に目立たずミヤマハハソの実。
対照的に目立ちたがり屋のクサギは今年も鮮やかです。
サンショウの実。これからさらに熟して黒ずんでくると2つに割れて中から黒い実が出てきます。
熟した果皮も通好みの味だそうですよ。
ミヤマガマズミの実も食べごろのようです。おいしそうでしょう?
昔山仕事の人はこれを頬ばんで元気回復したんだとか。
規則正しい配列に目を奪われました。色合いといい、まだあまり毒々しさを感じないマムシグサの実です。
もう少し、と頑張っている花を最後に紹介したいと思います。
秋と言ったらやっぱりキク(ノコンギク)。
秋といったら、アキノキリンソウ。
秋といったら、リンドウ。
最後に、花だけだと区別しにくいヤクシソウです。葉が茎を抱いているのが特徴です。
花数がだいぶ減り、綿毛化しつつあるものが増えてきました。