ヤマグワの実だらけ…

今年のヤマグワは実のなりが良く、まさに大豊作です。
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その恩恵にあやかっている森の動物たちのフンにはびっしりとヤマグワの種が詰まっています。美味しい実を動物たちに食べてもらって、種を遠くへ運んでもらう作戦は大成功の様です。
b0189727_1765486.jpgカッコウコースの道の真ん中に見つけた置き土産もヤマグワの「うんち」でした。
太さは3~4cm、量も多いので野鳥の森では他の動物と間違えることはありません。
ツキノワグマの新しいフンでした。24時間以内のもののようで、ヤマグワの実が熟した匂いがして全く臭くありません。
残念ながらクマの姿も足跡も見つかりませんでしたが、昨年出会うことができた若いクマかもしれません。
元気に森の中で生活していることが分かりました。




            ↓クマフンの一部
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# by kotorihouse | 2009-07-05 17:18 | いきもの | Comments(0)

花盛り情報

前回はまだ顔を出したばかりの姿をお知らせしましたが、ギンリョウソウが今、花盛りです。
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この姿から幽霊茸とも呼ばれますがやはり綺麗です。林床にササの生えたやや薄暗い落ち葉(腐植土)の上でよく見つかります。
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下を向いているのでしゃがんで覗かないと花の中ははなかなか見みられません…。


続いてタマガワホトトギスが開花し始めました。
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沢の近くや谷などの水気の多い所に生えています。1本の茎がすらりと散策路側に伸びているので花が咲くと目につきやすくなります。今年は何本かおそらくカモシカが開花前のつぼみを味わっていったようですが、ちゃんと残しておいてくれました。


↓こちらは終盤ですが、まだ沢山花が咲いているので鑑賞するならお早めに!
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ツルアリドオシの愛らしい小さな花が咲いています。常緑の多年草で、地面を這うように枝分かれして生えています。カッコウコースの散策路脇に比較的多く生えていますが、他のコースでは記憶がありません。赤い実がつきますが、2つの花があった場所には1つしか実がついていません。
b0189727_1649647.jpgじつは、2つの花の子房がくっついて1つの実になるという不思議な仕組みを持っているそうです。実を観察すると、ちゃんと2つの花の名残り(萼裂片がついていた後)があります。(右写真参照)
ちなみにこの実は「石果(せきか)」といって水分がほとんどなく、美味しいわけではありません。
# by kotorihouse | 2009-07-05 17:00 | 植物 | Comments(0)

スズメの子

                       ごはんまだかな~
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ことりはうすの餌台に今年巣立った野鳥のヒナが来ています。シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワや時々ゴジュウカラの巣立ちビナの姿が見られます。体色が全体に薄いため、成鳥との見分けは容易です。現在ではほとんどが親離れをしたようで、ヒナだけでやってきてヒマワリの種を割ろうと苦戦しています。(昆虫を探す姿は様になってきました)
そんな中、最近巣立ったスズメのヒナが親に連れられて姿を見せるようになりました。(上記写真)まだ藪の中に隠れていたり、地上すれすれの木の枝で親が餌を運んでくれるのを待っています。この日はヒマワリの種(殻をむいてもらったもの)を貰って食べていました。
↓右が巣立ちビナ
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野鳥の森は巣立ちビナで賑やかになりつつあります。
# by kotorihouse | 2009-07-04 15:44 | 鳥類 | Comments(0)

トビのヒナが巣立ちました。

野鳥の森に営巣していたトビのヒナが、今年も無事に巣立ちました。
5月頭に孵化したほわほわの白い綿羽のヒナ(今年は1羽でした)も6月には茶色い幼鳥の羽がそろい始め、トビらしい顔つきになってきました。警戒するとさっと身を伏せますが、すぐに飽きて少し翼をばたつかせたり、あくびをしていました。
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↑ 6月9日のヒナの様子。翼と背中の羽はしっかりしていますが、下面はまだ白い綿羽。

b0189727_14344949.jpg←18日には巣の外に伸びた太い枝に留っていて(枝渡り)、巣立ちが近いことが分かりました。
21日には巣の近くに姿は確認されなかったと報告を受けたので、19~21日の間に巣立ちしたと思われます。
ところが23日に巣を訪れてみると、休憩に戻ってきたのか巣の上で身を伏せてこちらを警戒していました。親鳥も1羽、上空を旋回していました。
巣のある木に近づいて行くと、フワリと巣から飛び出していきました。
巣立ち後も40~50日は親に餌をもらいながら、一人前になる学習をしていきます。
# by kotorihouse | 2009-06-23 13:41 | 鳥類 | Comments(0)

親子で草木染め

b0189727_12363622.jpg永野小学校4年生と草木染めを行いました。親子活動ということもあってか、子供たちの表情も朝から嬉しそうでした。
染めに使う植物はイタドリ、ハルジオン、ヨモギ、フキの4種です。軍手を装着していざ葉っぱを採取に、子供たちは茎をつかみ、根っこごと引き抜いて大喜びでした。(根はいらないのですが・・・)b0189727_1231384.jpg
煮出した液を手拭いで漉し、媒染剤を入れると色がさっと変ります。わぁ、と声が上がりました。染液が完成したら、いよいよハンカチを入れます。輪ゴムを使った絞り染めで、どんな模様になるのか楽しみです。
ハンカチに色を浸透させている間に昼食をすませ、野鳥の森に散策に出かけました。森の中にあるいろんな色を探したり、木の実の味見をしたり、池でイモリやモリアオガエルの観察をし、子どもたちは雨の中でも元気一杯でしたが途中から雷雨になり、おっかなびっくりで引き返すことになりました。
b0189727_1326869.jpgことりはうすに戻ると待ちに待ったハンカチ開きです。一番楽しみな時間で、みんなすすんでハンカチを濯ぎ輪ゴムを外していました。自分のハンカチを広げて嬉しそうに友達やお父さんお母さんと見せ合っていました。
今年は全体的に明るめの優しい色合いで、特にヨモギの黄色が鮮やかに出ました。


作品の紹介
b0189727_13174387.jpgb0189727_1318479.jpg(左)ビー玉を使って染めました。丸いお花が咲いたようです。
(右)割り箸を使ったのか?当人もよく覚えていません。不思議な波模様が現れました。
(下)いろいろなタイプの格子模様がおしゃれにキマッタ!!
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[使用した媒染剤]
イタドリ、ハルジオン→銅媒染
ヨモギ→みょうばん媒染
フキ→鉄媒染
# by kotorihouse | 2009-06-17 11:18 | イベント | Comments(0)