木登り名人(蛙)の卵

5月17日に水際の低木にまっ白い泡の塊が1つ見つかりました。
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これはモリアオガエルの卵(泡巣)です。乾燥を防ぐための泡の中に何百というクリーム色の小さな卵が入っています。
モリアオガエルは名前のとおり森に棲む緑色(青)のカエルで産卵期以外は森の湿った地面や樹上で生活する木登り名人です。5月頃から池や沼などに集まり始めます。
それから徐々に卵の数は増え、6月7日には前日の雨でカエルたちも活気づき、20個以上に増えました。10m近くも上の枝に産みつけられたものもあります。孵化したオタマジャクシは水に落下するのですがその衝撃はどのくらいでしょう…。b0189727_19363852.jpg
枝や葉の上を注意して探すと、オスがじっとメスが来るのを待っていました。(静かに観察しているとククク、カラララッと鳴き始めます。)メスが産卵にやって来ると、待っていたオスたちは我先にとメスにしがみつきます(抱接)。
産卵の様子は1匹のメスに複数のオスがしがみつくので体の大きなメスもどこにいるのか分らなくなることもあります。(こうして複数のオスの遺伝子を残すことができます。)
                                背中にしがみついている方がオス↑
卵は2週間ほどで孵化し、成長したオタマジャクシが水に落下しますが、そこにはイモリやサンショウウオなどの捕食者が待ちかまえています。来年の産卵に無事参加できるモリアオガエルはどれくらいだと思いますか?
by kotorihouse | 2009-06-07 18:40 | いきもの | Comments(0)
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