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アサギマダラがやってきた。

6月16日 晴れのち曇り
薄暗い林縁をふわ、ふわ、と飛ぶチョウがいました。ほとんど翅を動かさずに飛ぶ姿は特徴があります。
アサギマダラがやってきた。_b0189727_1523512.jpg
渡りをすることで有名なアサギマダラでした。
(↑後日、B氏が網で捕まえて見せてくれました。)
翅の白い部分が角度によって、やや緑がかった薄い水色。「浅葱(あさぎ)色」に見えることから名前がつけられたそうです。(マダラはそのまま斑模様です。)
大きさは翅を広げると10㎝くらいで、春に沖縄や九州から世代交代をしながら北上し、夏は本州の高原地帯で過ごした後、秋に新しい世代が九州、沖縄、台湾などを目指し南下するという不思議なチョウです。2006年に山形県の蔵王(8月)から与那国島(11月)まで移動した記録もあります。

夏、野鳥の森や更に標高を上がると、ヨツバヒヨドリの花に集まるアサギマダラに会うことができます。
アサギマダラがやってきた。_b0189727_16262843.jpg
(N)
by kotorihouse | 2011-06-18 00:00 | いきもの | Comments(2)
Commented by さわ at 2011-07-09 08:09 x
きれい!ステンドグラスみたい。
そして不思議な生態。もっと知りたいです。

ブログ初めて拝見しましたが、感激して思わず書き込んでしまいました。
Commented by kotorihouse at 2011-07-09 16:20
さわ様
はじめまして、コメントありがとうございます。
アサギマダラの丈夫な翅は、透けた感じがあっておっしゃる通りステンドグラスのようですね。実際に見るともっと綺麗です!
8月上旬頃から、「ことりはうす」よりさらに標高を上がった えぼしスキー場や、エコーライン途中の大黒天コース(お釜に上がる登山道)で、ヨツバヒヨドリにとまる姿がたくさん見られます。
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