小さなフリルみたいなこの花。
この花にはつい同情して雑草として抜いてしまおうとする手をとめてしまいます。
なんてったって名前が「ハキダメギク」ですから。
世田谷のゴミだめで大正時代に見つけられた外来植物です。
有名な植物学者の牧野富太郎博士が名付け親だそうですが、罪な名前を付けたものだなあ
と最初は思いました。
でもよくよく考えたらこの小さな花を印象付ける作戦だったのかなとも思えてきました。
一度聴いたらなかなか忘れられない名前ですから。
花言葉は「不屈の精神」だそうです。
見た目は弱そうですが、同じ花が1カ月以上にもわたって咲き続けるとても強い花です。
*このとき見つかったのは実はコゴメギクだったと書いてある本もあります。
(T)