いつも5月になるとことりはうすに姿を見せる動物がいます。
毎年同じころに姿を現すので、時期になるともうそろそろやってくるかな、と
気になりますが、今年も丸々と毛艶がよくて元気そうな姿を見せてくれました。
去年は5月11日だったようですが、今年は5月12日が初目撃でした。
決まったころにやってくるのにはなにかわけがあるのか、気になるところです。
ネイチャーネットワーク出版の「森の動物出会いガイド」という本によると
穴掘り名人のアナグマが掘った穴は住み心地がよいのでキツネやタヌキに乗っ取られて
しまうことも多いそうです。力では負けないのになぜ?
清潔好きのアナグマはキツネが食べ散らかしてしまうと耐えられずに穴を変えてしまう
のだそうです。
晶文社の「アニマル・ウォッチング」という本には、アナグマは浅い穴を掘って
そこへ排せつするとも書いてあり、かなりのきれい好きとお見受けしました。
(アナグマというのに熊じゃなく、タヌキに間違われることも多いアナグマさんは
イタチの仲間です)